ライフネット生命のがん保険 Wエール(ダブルエール)の考察

   

スポンサードリンク

ライフネット生命 「Wエール」(ダブルエール)

 

ライフネット生命が2017年8/1より発売を開始したがん保険
「Wエール」(ダブルエール)

 

ちょっと意外かもしれませんが、今までライフネット生命にはがんのみの保険がありませんでした。

ライフネット生命でがんに備えたい場合は、終身医療保険「新自分への保険」のおすすめコースに加入するしかなかったんですね。

 

気になる早速内容をチェックしてみましょう。

■30歳男女 保険期間:終身 保険料終身払い

に条件をそろえて検討してみたいと思います。

まず、用意されているプランは「シンプル」「ベーシック」「プレミアム」の3種類。

後者ほど保障が充実(保険料も高い)していきます。また、どのコースでもがんと診断されれば以降の保険料は払い込みが不要になります。

 

シンプル

 

保障を診断一時金のみに絞ったプラン。

30歳男性の場合
診断一時金100万円(上皮内がん50万円):1209円
診断一時金150万円(上皮内がん75万円):1813円
診断一時金200万円(上皮内がん100万円):2418円

30歳女性の場合
診断一時金100万円(上皮内がん50万円):1473円
診断一時金150万円(上皮内がん75万円):2155円
診断一時金200万円(上皮内がん100万円):2874円

ふむ。全体的に価格にお手頃感ですね。

☆良い点
・保障も保険料も必要最小限にしたい、という人のニーズに合っている。

☆微妙な点
・上皮内がんの診断では保障額の半額しか給付されない。
・治療給付金ではなく診断一時給付金なので、保険期間を通じて1回しか支払われない。治療が長引くような状況になった際の保障に不安アリ。
・最近のがん保険にはほぼ標準装備と言えるがん先進医療給付金の保障が付けられない。

スポンサードリンク

 

ベーシック

 

上記のシンプルプランの保障に加え、治療サポート給付金が保障されます。

具体的には「手術」「放射線治療」「抗がん剤治療(ホルモン剤治療含)」を受けた月ごとに10万円が受け取れるという内容。がん先進医療給付金特約も希望すれば付けられます。

30歳男性の場合
診断一時金100万円 先進医療なし:2260円
診断一時金100万円 先進医療あり:2341円

診断一時金150万円 先進医療なし:2864円
診断一時金150万円 先進医療あり:2945円

診断一時金200万円 先進医療なし:3469円
診断一時金200万円 先進医療あり:3550円

30歳女性の場合
診断一時金100万円 先進医療なし:2708円
診断一時金100万円 先進医療あり:2793円

診断一時金150万円 先進医療なし:3426円
診断一時金150万円 先進医療あり:3511円

診断一時金200万円 先進医療なし:4145円
診断一時金200万円 先進医療あり:4230円

女性の保険料はなかなかの金額になってきましたね。
がん保険に関しては、若いうちは女性の方が男性より保険料が高く設定されているので仕方ないのですが…。

☆良い点
・入院の有無にかかわらず、治療が発生した月単位で治療サポート給付金を受け取ることができる。
・治療サポート給付金の回数は無制限。
・がん先進医療特約を付けるか否か選択できるので、既に医療保険に先進医療特約を付けている人は保険料を少しだけ抑えられる。
・抗がん剤治療にホルモン剤治療が含まれている。

☆微妙な点
・あくまでも月ごとの給付になるので、同月内に複数回治療や手術を受けていても給付は月1回。
・治療サポート給付金の額は一律10万円で、他の金額には設定できない。
・治療方法が「手術」「放射線治療」「抗がん剤治療」と決められているため、今後新たな治療法がメジャーになった場合に給付金が出ない可能性がある。

 

プレミアムプラン

上記のベーシックプランに「がん収入サポート給付金」を追加することができます。これは、がんと診断を受けた場合、その後1年ごとに「がん診断一時金の半額」が給付されるという内容です。(給付は5回まで)
30歳男性の場合
診断一時金100万円 先進医療なし:3565円
診断一時金100万円 先進医療あり:3646円

診断一時金150万円 先進医療なし:4822円
診断一時金150万円 先進医療あり:4903円

診断一時金200万円 先進医療なし:6079円
診断一時金200万円 先進医療あり:6160円

30歳女性の場合
診断一時金100万円 先進医療なし:4578円
診断一時金100万円 先進医療あり:4663円

診断一時金150万円 先進医療なし:6231円
診断一時金150万円 先進医療あり:6316円

診断一時金200万円 先進医療なし:7885円
診断一時金200万円 先進医療あり:7970円

…保険料が高いです。がんのみの保険にしてはなかなかの金額になりました。

☆良い点
・治療をしていようが治っていようが、がんと診断を受けていれば毎年がん収入サポート給付金を受け取れる。
・ベーシックと同じく、先進医療を付けるかどうかを選択可能。

☆微妙な点
・診断一時金の半額なので、給付金が少ない。受け取れるのも5回だけ。
・がん収入サポート給付金特約を付けるには、治療サポート給付金特約を付けている必要がある。診断一時金と収入サポートのみという選択はできず、自由度が低い。
・保険料が高い。

感想

正直なところ、期待していたほどじゃなかったかも…というのが感想です。診断一時金が1回だけ、というのが最大のネックでしょうか。入院の有無ではなく治療ベースで給付金が出る、というのはチューリッヒ生命の「終身がん治療保険プレミアム」に通じるものがあってよかったと思うのですが…。

 

終身がん治療保険プレミアムで、ダブルエールと同じ保障内容でシミュレーションした場合、保険料は30歳女性で2599円(回数無制限の治療給付金10万/月 手術1回10万 先進医療あり 診断給付金100万)です。ダブルエールの2793円より安い!

しかも上皮内がんでも同額保障、診断給付金は2年ごとに受け取れます(がんの治療を目的に入院した場合)。

 

決してチューリッヒの回し者ではないのですが、チューリッヒやAIG富士生命を超える良いがん保険が誕生すれば良いなぁ~、と(勝手に)期待していただけに、ちょっとだけ残念。保障を手厚くすると、ネット系生保の最大の魅力である「保険料の安さ」がなくなってしまいますね。

ただ、保障内容のわかりやすさ、という点ではとても良いと思います!

 

 

スポンサードリンク

 - がん保険, 保険