首都圏の激戦エリアで、専業主婦が娘2人を認可保育園に入れるまでの話

      2017/01/21


保育園の承諾不承諾の話で、日本全国荒れている模様ですね。私も3歳1歳の娘を認可保育園に通わせているワーキングマザーの端くれ、このニュースにはつい注目してしまいます。
参考になるかならないかはわからないですが、我が家の娘達が認可保育園に入るまでのあれやこれやを紹介してみようと思いまですよー。

 

2011年、長女妊娠

この時の私はフルタイムパート。夫の扶養ではなくパート先の社会保険に加入していましたが、2011年の年末を目処に退職することを決意。
…今思えば、これがまずいけなかった(笑)自分も夫も上司さえも、私が産休育休を希望すればとれると言うことを知らなかったんです。

 

2012年、専業主婦に

そんな訳で2011年末でパートをやめ、完全なる専業主婦になりました。人生ではじめての、通学も仕事もない日々。緩やかで穏やかな日々でした。娘が生まれるまでは(・・;)

 

長女誕生

若干のおっぱいノイローゼになりながらも、可愛い赤ちゃんとの幸せな日々。だがしかし!お金はなんだかどんどんピンチに…。なんとか少しでも収入を得ようと、ポスティングのバイトを始めます。ちなみに内容は、某不動産会社の「空き家売ってくださーい」というチラシを近所の一軒家に配るというもの。週2時間、子供を夫に見ていてもらって作業、月6千円くらいでした。それでももらえるだけ有難い。

 

就活開始

長女が4ヶ月になり、「どうやら自分は専業主婦に全く向いていない」という事に気づきました。家事も育児も楽しいけれど、外に仕事がない&赤ちゃんと引きこもっている生活にストレスを感じてしまい情緒不安定気味に。そして家計が本当に本当にピンチを迎えてしまったため、働くことを決意。ハローワークに行って出産が終わるまで伸ばしてもらっていた失業給付の開始の申請をして、いざ職探しのはじまりはじまり~。この頃季節は10月。認可保育園の4月入園の申請は12月までなので、急いで仕事決めないとなぁ…とちょっとした焦りもありました。

 

2012年11月、仕事が見つかったぜ!

ありがちな話なんですが。某生命保険会社で外交員をやっている知り合いの方から、「うちで働く?」と声をかけてもらいました。いわゆる生保レディですね。
生保レディの仕事はきつくて大変で、周りから微妙に思われがちという事は理解していましたが、「やってみなきゃ向き不向きもわからないしとにかくすぐ就労証明がほしい!」と思っていた私は入社を決意。あっという間に仕事が見つかりました。

 

入社、そして認可保育園の結果は・・・

本当にたまたま、近所の認可外保育園に空きがあり、長女をねじ込むことに成功!12月から保険のおばちゃんの仕事を開始し、2013年度4月入園の認可保育園の申請も無事に出すことができました。
…が。激戦区なので当たり前なんですが。私の就労期間が短いためポイントの減点があり、認可は全滅。このまま認可外保育園にお世話になる事になりました。(保育料は月70000円)
保険外交員は成績が良くない限りお給料はとーっても安いです。数字が取れないと、9時~17時で働いても手取り8万くらいでした。保育料払うためだけに仕事をしているようなもので、働く意味があるんだろうかと自問自答の日々でした。でも、子供は2人は欲しいし働きたい!という自分の希望を叶えるためには、ここで踏ん張って長女を認可保育園に入れるしかないと何度も言い聞かせ、1年間こらえてこらえて頑張りました。

そして1年後の2014年度4月入園(長女1歳4月)の申請で無事認可保育園に入園が決まったのです…。おそらく、「フルタイム、かつ1歳4月になる地点で認可外に1年3ヶ月通わせて就労している」というのが、育休明けで1歳4月復帰予定の人よりポイントが付くため入園できたのだと思います。というか、これを狙っての早期仕事復帰でしたので、狙い通りでした。

 

そして次女誕生

2014年5月、長女が認可保育園に通いだして間もなくですが、次女が産まれました。次女は最初から0歳4月(生後10ヶ月)入園狙いでしたが、兄弟ポイントがあるためほぼ入園は確実と言われていたので、それはそれは穏やかに育休ライフを満喫することができました…。長女は9時~16時で楽しく保育園通い。
そして2015年度4月、次女も0歳4月で長女と同じ保育園に入園が決まり、晴れて二人とも認可園通いとなったのであります…。

転職

育休明けて生保レディに復職しましたが、色々あり転職を決意。
ちょっと都会の方にある中小企業に採用してもらい、(2歳0歳の子がいるのに採用してくれた神のような会社)現在に至ります。

 

2人とも認可に入れたのは運が良かった部分も大きいと思うのですが、私が狙っていたポイントは
・長女は1年以上認可に預け、1歳4月で育休が明ける人よりポイントを稼ぐ
・次女は確実に0歳4月で入園を狙えるよう、4月~9月に生まれるように妊娠することを目指す
でした。


専業主婦で、保育園問題に悩んでいる方も多いと思います。でも、ご自身の自治体の選考方法をよく確認して、年単位での作戦を立てれば、今産休育休中の人と同じ土俵に上がることは可能です。ちょっと苦難な道かもしれませんが、あきらめないでくださいね。


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